EA− 第十三章

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EA− 第十三章

死神との間合いをとる。
相手の攻撃をかわしやすくするためすこしずつ・・・。
今の死神にどのくらい通用するものかわからないけど、なにもしないよりはましだった。

(くる)
瞬間的に死神は近づく。
5mほど距離を離しても時間的にはコンマ0、1秒変わったかどうか・・・。
ここまでくると、見てからかわすのは不可能な早さ。
そして、スピードに乗ったまま目にもみえないほどの早さのスピードで殴りかかってくる。
・・・それをかわす。
しかし、拳圧で吹き飛ばされる・・・。
吹き飛ばされながらも体制を整え着地する。
・・・とはいえ、ダメージはでかい。着地するのがやっとだ。
もう、かわしたとしても拳圧で死んでしまうだろう・・・。
それどころか、もうかわせるほどの力もない。


(ここで・・・死ぬのか?)

???
「まだあきらめるのははやい。」


「だ、誰だ?」

???
「時間がない!右手を前にかざして」


「?、これでいいのか?」

その時、右手が白い光に包まれた。
その光はEの体全体にまで広がっていく。


(意識が遠のいていく・・・)

???
(悪いけど、少しの間だけ君の体使わせてもらうよ。)

死神
「・・・」
その光をみて、死神は不思議に感じたのかその場にとどまっていた。

???
「悪いけど、Eを倒す前に闘ってもらうよ。」

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